千葉市科学フェスタ2019記念講演の申込受付を開始しました!

千葉市科学フェスタ2019記念講演の申込受付を開始しました!

2019.08/10

千葉市科学フェスタ2019記念講演 5講座の参加申込受付を開始しました!

 

●はやぶさ2・リュウグウ城に来て見れば

【日時】2019年9月29日(日)13:30~15:00

【講師】橘 省吾(東京大学大学院 教授)

【概要】探査機「はやぶさ2」は小惑星リュウグウ表面での試料回収をおこない、人工クレーター形成実験にも成功しました。でも、なぜリュウグウに石を取りに行ったのでしょうか。

「はやぶさ2」探査が太陽系や地球に対する私たちの理解を深めることにどう貢献するのか、これまでなにがわかったのかについて、お話しします。
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●核種製造マニアの研究者とながめる元素周期表 ~科学だけじゃない、歴史や国際情勢までも見えてくる?!~

【日時】10月5日(土) 13:30~15:00

【講師】永津 弘太郎(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 研究統括)

【概要】万物は元素でできている――。

古代の哲学者は[火・水・土・空気]の4つを元に世界が構成されていると考えていたようです。その後、中世の思想と技術の粋・錬金術を経て発展を遂げた近代科学は、今から150年前、元素周期表で説明出来る世界を手に入れました。
核種(放射性物質)製造のような放射線分野では、教科書に載っている平面的な周期表を立体的に眺めています。その結果、何が見え、何ができ、何を利用できるのか。今日はそんな話をしてみたいと思います。
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●アストロバイオロジーへの誘い

【日時】10月6日(日) 13:30~15:00

【講師】日下部 展彦(アストロバイオロジーセンター  特任専門員)

【概要】「宇宙人って本当にいるのかな?」ということを一度は考えたことがある人は多いのではないでしょうか。

現在、太陽系以外の恒星に数多くの惑星(系外惑星)が発見されています。そこには実際に生物が存在しているのでしょうか?
近年、科学的に宇宙における生命を調べることが可能になりつつあります。宇宙における生命やその痕跡を、どのように研究しているのか、「アストロバイオロジー」という研究分野について、ご紹介します。
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●雪を赤く染める不思議な微生物

【日時】10月19日(土) 13:30~15:00

【講師】竹内 望 (千葉大学 教授)

【概要】春先の雪山を歩くと足元の雪が赤く染まっていることがあります。赤雪という現象です。

これは、雪の上でのみ繁殖する小さな微生物によるもので、日本をはじめ南極や北極、ヒマラヤを含む世界中でみることができます。どうしてこの微生物はこのような冷たい雪の上で繁殖し、また遠く離れた世界中の雪を同じように赤く染めるのでしょうか。

赤雪の研究からわかってきた地球と生命の不思議を紹介します。
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●ミュオグラフィでピラミッド、火山を透視する

【日時】10月20日(日) 13:30~15:00

【講師】田中 宏幸(東京大学 教授)

【概要】銀河系の遥か彼方の超高エネルギーを利用するミュオグラフィを用いれば、地球上分け隔てなく火山やピラミッド等の巨大物体を透視することが出来ます。

本講演ではピラミッドの透視を例にとりながら、透視の原理を説明します。そして、将来、どのようにミュオグラフィを火山噴火予知へと役立てていくかについて考えてみたいと思います。
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千葉市科学フェスタ2019記念講演チラシ(PDF)

 

【参加申し込み方法】
事前に電話、または千葉市科学館7階事務室にてお申し込み
電話:043-308-0511(代表)受付時間9:00~19:00

 

会場・定員等の詳細はサテライトイベントの各ページから確認することもできます。

ご応募お待ちしております。