機械の部品のような形をした分子は分子機械と呼ばれ、近い将来、薬剤や機能性プラスチックとしての応用が期待される研究分野です。有名な研究の一つに、「オリンピアダン」と名付けられたオリンピックのロゴさながら5つの輪っかがつながった分子が1994年にStoddart教授らによって作られ、世界中の研究者が興奮しました。そして2020年、矢貝研究室は「ナノ-オリンピアダン」と呼ばれる特殊な顕微鏡で見えるサイズのオリンピアダンを発表し、再び世界の注目を集めました。本講座では、誰もが想像できなかった究極の分子集合体がどのようにして実現されたのか、矢貝研究室が10年以上にわたって挑み続けた研究の軌跡を紹介します。
【講師】
矢貝 史樹
(千葉大学大学院 工学研究院 共生応用化学コース / 国際高等研究基幹教授)
【対象】
高校生以上※テーマに関心のある小中学生の参加可
【申込】
・申込フォーム:下記URLから、講座詳細ページ(8月下旬頃より公開予定)の申込フォームへお進みください。
・往復はがき:※はがき1枚につき1講座1名のみご応募ください
往信面裏側に応募講座名・申込者氏名・住所・電話番号をご記入ください。
〒260-0013
千葉市中央区中央4-5-1 きぼーる7階 千葉市科学館
「大人が楽しむ科学教室」係
●申込締切:10月講座…9月8日(月)必着
【お問い合わせ】
千葉市科学館
千葉市中央区4-5-1 Qiball(きぼーる)内7-10階
TEL:043-308-0511(代表)